SSブログ

優男と一緒だった!(琴線に触れた友人達-その4) [琴線に触れた友人達]

私の人生の中で
「琴線(きんせん)に触れた友人」の
4人目は「きー坊」。

「きー坊」と言っても
坊やではなく女性です。

彼女を初めて見かけたのは
中学2年のお正月。

友人宅に遊びに行く時、
彼女が羽子板遊びを
していた時だから
時代がばれる。

最近は、子供たちが
お正月に羽根突きをするのを
目にするのは皆無だ。


彼女は目に特徴がある。
猫の目と言うのだろうか。

大人になると彼女の目は、
時代劇テレビの女目明し役で
時々登場する山口いずみの如く、
特徴のある素敵な目になった。

 

青春を謳歌していた頃、
地元の友人達や学生時代の友人達の
スキー旅行にも同行した彼女は、
青春時代の楽しい仲間だった。

tc2.search-1.jpg


彼女とはそんな仲だったが、
ある事があり、我々は1年ほど
離れた時期があった。


暫くぶりに再会した時、
彼女は年下の男に失恋した直後で
かなり落ち込んでいた。

私は、
傷心の彼女を慰めるため、
スキーに連れて行ったり、
飲みに連れて行ったり、
アルバイトを紹介して
やったりした。

 3982809.jpg


翌年のお正月には、
一緒に赤坂の神社に出かけて
おみくじを引いたが、
彼女が引いたのは「大凶」だった。


彼女はこのお正月、
これで3度目のお参りだそうだが、
おみくじはすべて「大凶」だった。

凄い確率だ。

 

それから数年後、
「きー坊が優男(やさおとこ)と
町中を歩いていた」とやーちゃん
から連絡があった。


そして更に数年後、
今度は私が
可愛い娘を連れた「きー坊」と
町中ですれ違った。


思わず娘の方に目が行ったが、
その子の目は猫目ではなかった。

 

偶然だろうが、
やーちゃん」も「きー坊」も
我々が育った町を離れ、
今は遠い横浜に住んでいる。

 


nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 1

yamagtxp

xml_xsさん
こんにちは。

ナイスをありがとうございます。
l
by yamagtxp (2012-06-01 20:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。