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ドイツの旅(その17)郷に入れば郷に従え [外国]

ケーキでお昼を済ませた我々に対し、

「ミュンヘンの旧市街へ我々を案内するには

まだ時間がある!」とかで、

友人夫妻に、車で15分ほど行ったところにある

「オリンピック公園」に案内されました。

DSC03408.JPG 

高さ290メートルの、ドイツでNO1の高さの

オリンピック塔です。

高いところが好きでベルリンのタワーを上った我々は、

「このタワーも!」と建物に近づきましたが、

見ると沢山の人たちが並んでいたので、

残念ながら諦めました。

本日は天気が良いので、アルプスの山々が見えるそうです。 

 

この場所で、1972年に

ミュンヘン・オリンピックが開催されました。

今は平和な公園ですが、当時の私の記憶は、

このオリンピック村で「アラブ系のテロ組織に

イスラエル選手が襲撃された」事です。

当然、それ以降にオリンピックを開催する際は、

警備が非常に厳重になりました。

  

 写真を見ると公園の右に緑の小高い山があります。

見回すと、他にも沢山小高い山があります。

あの中には何が埋まっていると思いますか?

 

 実は、第二次世界大戦でアメリカ軍をはじめとする、

連合軍に爆撃された時の残骸が

沢山埋まっているのです。

 その点、日本の東京オリンピックの公園には、

この様な山はなかったはずです。

何しろ、寒さが厳しいドイツの様に、

家がレンガやコンクリートで出来ている訳ではなく、

気候が温暖な日本の家は「紙と木で出来ている」と

米国に研究されて、破壊を目的とする爆弾でなく、

木を燃やすための爆弾「焼夷弾」を開発されて、

東京はじめ日本各地の都市は、

何も残らない焼け野原になってしまったのですから。 

 画像 223.JPG

公園の向こうに見える4本の筒型の銀色のビルは、

自動車BMWの本社です。

4本の筒は自動車のシリンダーを表していて、

通称「4気筒ビル」と呼ばれているそうです。

この建物の近くには「BMW博物館」があるそうで、

見学したいのですが、当日は時間がありませんでした。

DSC03412.JPG

↑ 温水のプールです。

ミュンヘンオリンピックの平泳ぎでは、

日本の田口信教が100メートルで金、

200メートルで銅を獲得しています。

多分、このプールで活躍したのでしょう。 

 

 一回り見学した後、トイレに行く事になりました。

222.GIF

この写真は、ベルリン駅で有料トイレの自動販売機に

1ユーロを入れた時のおつり券です。

日本と違い、無料のトイレは飛行場や

観光地にしかありません。

市街では、専らレストランなどのトイレを

利用する事になります。

ここオリンピック公園のトイレも有料でした。

 

男女のトイレの真ん中に、アルミのお皿を前にした

中年女性が座っていました。

トイレを出てきた時、友人女性から「幾ら払ったの?」と

聞かれたので、「50セント」と答えたら、

「正解ね!」との返答。

 

彼女は、「以前、日本人の夫婦を案内した時の事」を

話し始めました。

その時は、旦那さんがトイレを済ました後、

お金を払わずに出て行ってしまったそうです。

その後、その人の奥さんが出てきた時、

料金を管理している女性から、

強烈な文句(クレーム)を受けたそうです。

 

郷に入れば郷に従え!」です。

 

外国に行く際は、事前に

「その国の慣習」を頭に入れてから

旅行を楽しみましょうよ、皆さん!


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