野鳩の恩返し? [鳥]
「年末だし、少しは庭を奇麗にしないと」
とばかり、先日は脚立に乗り、
実家の植木を伐採していた。
その時、近くで「ピー、ピー」と
鳥の鳴き声がした。
しかし、私は気にも留めず、
伸びたヒバの木にノコギリをあて続けていると、
突然、私の眼前に野鳩が座り込んでいる光景が
現れた。
私と鳩との距離は10センチほどだ。
それでも、鳩はじっとして動かない。
私は、
「これは卵を温めているな!」と察知し、
伐採はそこで止めた。
恐らく、先ほど聞こえた鳴き声は、
雄がメスに出した警告の声だった
に違いない。
年末に来て、殺生はしたくない。
私は、その野鳩の目を見ながら
「少しは恩返しをしろよ!」と
脚立を降りた。
それから、数日後
山形の後輩君からリンゴが届いた。
更に数日後、
今度は信州の先輩から
沢庵・野沢菜・お蕎麦が届いた。
先輩から戴くのは久しぶりだ。
さて、
あと2日を残して、
暮れも30日になったが、
またもや私宛に宅急便が届いた。
茨城に住む、いつも優しい叔母からで、
中身はお米やお餅など。
叔母から物を戴くのは、
今回が初めてかも知れない
お礼の電話をすると
「突然思いついて送ったの」との返事。
これ等の私への贈り物は
ひょっとして、
あの時の「野鳩の恩返し」・・・かな?
叔母さん繋がりで
「小春おばさん」が聴きたくなった。
ヒヨドリの巣立ち [鳥]
1ヶ月ほど前から
我が家の狭い庭の木にヒヨドリが巣を作り、
2羽の親鳥が交互に餌を運んでいた。
餌を運んできた親鳥は、
一旦我が家の窓のすぐそばにある塀にとまり、
周りを確認してから巣に潜り込む。
親鳥のくちばしに銜えている餌を良く見ると、
小さな蛙だったりもする。
そして、先日の土曜日の事、
「ピーピー、ピーピー」と大きな鳴き声が
1時間ほど続いた。
何を騒いでいるのか気にはなったが
暫くしてその騒ぎはおさまった。
そして、翌日になり
ヒヨドリ達の餌をやる姿は消えていた。
前日のあの騒ぎは、親鳥が子供の巣立ちを
促していたのかも知れない。
しかし、気が付くと
巣のあった近くの塀の上を猫が歩いていた。
気になり巣のあった近くを見たが
羽の様な物は落ちていなかった。
無事で巣立った事を祈ろう。
↓ 巣のあった近くに咲く「紫陽花」の花。
↓友人が10年前に植えていった
「のうぜんかずら」が今年も咲き始めた。
ひよ鳥に髭(ひげ)が生えた [鳥]
セミもだいぶ鳴きだし
夏らしくなってきましたね。
久しぶりのひよ鳥近況です。
前回に顔の下半分が白い髭のようなひよ鳥を書きましたが、
このひよ鳥はピーコでした。
来ると必ず大きな声で私を呼ぶのです。
これは以前から変わっていません。
ピーコの餌の量が以前と違い減っているのと、
固く作った餌は、
觜でつまんだ時の感じで食べずに、
弾き落としてしまうのです。
最初は食べ損ねて落としたのかと思ったのです。
それは違いましたね、年老いたのです(笑い)。
ひよ鳥の寿命が何年か分かりませんが、
自分と交流が始まり、もう3年にもなるのです。
だから、顔の下半分が白い髭みたいになったのも
分かるような気がします。
それに、食べる餌も前日に作ると固くなるので、
当日作った軟らかい餌をあげるのです。
勿論子連れで来るため子供には、
前日に作った固い餌さをピーコには、
軟らかな餌をやっているのです。
動物で年令は不明だから、
このような状況になり、勉強になりました。
野鳥との交流では、教えられることばかりです。
いかに生きるかと考えさせられる交流であり
癒されているのですね。
最近、自分のところにきているひよ鳥は、
ピーコだけです。
春から夏になりかけて、
野鳥の移動があるのか毎年こなくなるのです。
また、9月から10月にかけ餌が少なくなると
飛来してくるのです。
だから、
手渡しで餌を与えていたひよ鳥が、
再度飛来してくることを願っています。
しばらくは、ひよ鳥の便りは休憩になります。
ありがとうございます。
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(おまけのひと言)
鳥にも髭が生えるんですね。
初めて知りました。
一方、人間の世界では、
薬の話題ばかりです。
飲酒運転や、禁止薬物が
発覚した場合の罰則は
現在の2倍の重い罪にしないと
このままでは
更に広がる気がします。
人間は愚かだから!
自分の祖先は鳥? [鳥]
ひよ鳥のお披露目 [鳥]
ピーコと違いました [鳥]
散歩から帰ったらピーコが袖枠に止まったのです。
窓を開けたら鉄枠(自分)に近づいてきたのでまずビックリ、
袖枠で餌をあげて、ミカンをあげようとしたら
私の手から直接つまんだのです。
こんなことって初めてであり野鳥ですよ。
信じられないというより感激ですね。
しばらく袖枠にとどまっていましたよ。
2度と出来ないかも知れない経験をさせてもらい、
今までの人間と野鳥の交流が嘘でなかったのですね。
うれしいことであり、感激だけです。
だから久しぶりにカメラで映してしまいましたよ。
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しかし、ピーコと違いましたね。
顔はピーコと思ったのですが、
今日、また来たのでパンをちぎりあげたのです。
しかし、私の手からついばむ回数も5回にもなったのです。
ピーコの最近は、2粒か1粒でやめるのです。
食べるときも餌を置いたのをついばみ
袖枠の先端へ行くのに、
今日はその場にいて5回も手からついばんだのです。
信じられませんよ。
よく顔をみたら、ピーコほど丸みがなく細いようですね。
驚く態度も表さないので、
まるで野鳥でなく飼ってる鳥のようです?。
よく考えてみると、3羽のひよ鳥が自分に慣れたのですね。
ピーコは窓越しに私を呼び、
もう1羽は覗くだけで声は出しません、
あとの1羽は私が窓を開けている時にきて、
袖枠に止まるのです。
でも今日は、袖枠に止まっているときに、
他のひよ鳥がきても追い払う余裕があったのです。
年はピーコより若そうだし、
勢力争いに勝ったようにも思われませんが?。
これほど慣れるとは、やはり生きものなんですね。
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(おまけのひと言)
昨日からゴールデンウイークに突入。
初日は「散髪」、
そして夜は「お通夜」への出席です。
小学校時代の友人の親父さんが
93歳で亡くなったのです。
毎朝、駅に向う際に
友人のお袋さんと
挨拶を交わすのですが、
八十代後半かと思っていたのですが、
実はお袋さんは92歳だったようです。
(ここだけの話ですが、友人のお袋さんは
漫画「ど根性カエル」のお袋さんに良く似ています)。
葬儀の席で、
友人の姉さんと暫らくぶりに話し込みました。
お陰で、長男の私としては
「自分にも、この様な綺麗な姉さんが欲しいな」と言う
子供の頃の気持ちを思い出してしまいました。
しかし、先週まで元気だったお袋さんが
葬儀の席に出ていないのが気にかかります。
ピーコの食が細くなった様な! [鳥]
愉快なピーコの顔 [鳥]
ひよ鳥3題 [鳥]
ひよ鳥の教育 [鳥]
弾いた餌だけを、