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雲鳥山・蓼科山に登る(琴線に触れた友人達ーその8) [琴線に触れた友人達]

私の人生の中で
琴線(きんせん)に触れた
友人達の今回は8人目。


高校時代の友人である彼は、
顔が四角いから「下駄くん」
とでも呼ぼうか。

 

images.jpg


高校に入学して2ヶ月目の6月。


彼とバツイチくんと私で
雲取山に登った。


この山は、
東京都では一番高い山である。

 

Fuji_Kumotori_t.jpg

(晴れていればこの景色なのだが、残念ながら

我々が登った時は雨で、周りは雲だらけだった。

そこの頂上で休憩した際、傘を忘れてきてしまった。) 


山小屋で休憩をした時、
缶に入った固形燃料に火を付け、
その上に鍋を乗せ、
水とチキンラーメンを入れた。


10分ほどして、
そろそろ食べ頃となったので
固形燃料に蓋をしたのだが、
それがいけなかった。


燃料の熱が
まだ残っていたのである。

 

蓋が飛んで、鍋の中に
固形燃料が飛び込んでしまい
せっかくのラーメンが
食べられなくなってしまった。

 

そこで仕方なく、
山小屋のラーメンを食べた
と言う苦い思い出がある。

 

その他、
大菩薩峠、蓼科山、三峰山
などを登り、
下駄くんには
山の楽しさを教えて貰った。

 

top.jpg

(白樺湖と向こうに見えるのが蓼科山。あそこの頂上には、

バッチが沢山付いた帽子を忘れてきてしまった。)


二十歳前後の頃、
彼の父親が
上諏訪に単身赴任していた。


そこに2年続けて
4人で押しかけた事がある。


住まいにはお風呂はないが
駅前の温泉宿の温泉を
毎日利用させてもらった。


彼の父親は
蓼科湖の近くに
西洋風なお城を移築する
仕事をしていて、
水色の奇麗なその城は
ブルー・シャトウ
そのものだった。


あの城は
まだあるのだろうか。

 

また、
下駄くんとは映画や
音楽の趣味が合った。


池袋の東武デパート内の
ムービーシアターや
佳作座などで沢山の映画を見た。

images-11.jpg


当時は、
米国映画だけでなく
イタリヤ、フランスなどの
ヨーロッパ映画も盛んで
楽しい映画を満喫した。

 


我等が通っていた頃は
ぼんくら学校だったのだが、
昨年などは、
早稲田、慶応に130人も
入学する学校となってしまい、
我等OBとしては
些か戸惑っている次第だ。


下駄くん達とは
高校を卒業以来
毎年元旦には明治神宮に
参拝に出かけるのが
恒例となっている。


今年は、
これで何十回目の
参拝となったのであろうか。


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