歯医者さんとマスク

 先週は、水天宮の脇にあるY歯医者さんに

４回も通ってしまった。

　

この歯科医に通い始めて早８年半。

当初、白髪のお爺さんである先生を見て、

大丈夫かなとも思ったが、

以後通院中一度も痛い思いをしていないので、

最近では安心して出かけている。

時々、先生が高齢なので些か心配になる事がある。

 

先週も、予約の電話を入れたが、

何回コールしても出てこない。

「これは、ひょっとして先生が倒れて

今日は休みか？」と電話を切り、

３０分後に再度電話を入れてみた。

すると、今度はいつものナースの

元気な声が返ってきて、

私の心配は杞憂に終わった。

　
いつまでも、

元気に治療をして欲しいものである。

 

私は子供の頃から歯は弱い。

小学校の頃は、友人達と共に、

それこそ塾に行く様な気分で、

地元のA歯科医に出かけたものだ。

友人の歯の神経を抜く時も、

２人一緒に治療室に入り

彼の治療風景を覗いていた。

 

ある日、隣の１つ年下の健ちゃんと

駅までマラソンをした時の事である。

２人で駅の構内で遊んでいると、

「○○君！」と見知らぬ青年から声を掛けられた。

親しそうに私に声を掛けてくるのだが、

私はその顔に見覚えがなかった。

しかし、暫くすると、

その人がA歯科医の若先生である事に気がついた。

 

こちらは、いつもマスクをした先生の顔に

見慣れているものだから、

マスクを外して街中を歩いていると、

瞬間的には分らないものなのです。

 

先週散歩した時に咲いていた木蓮の花。

奥に桜の木があるのですが、

このお宅の桜は毎年豪華に咲くのです。

今日辺りが見ごろかな。　

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