ドイツの旅（その６）ビアホール

２日目の夜、

初めてベルリンのビアホールに入ってみた。

気温は日本の１２月中旬くらいだろうか。

彼らは、店の外にテーブルと椅子を出して

ビールを飲んでいる。

体格の良い彼らとは違い、

皮下脂肪の少ない我々は、そさくさと店の奥に入る。

細長くて、奥行きがある店内。

我々が入った時には店内は閑散としていたが、

この1時間後には満員となった。

まずはビールを注文して、そのお摘みのつもりで

ソーセージ、ジャガイモ、それに野菜サラダを

注文したのだが出てきたのはこれ！

向こう側に置いてあるのがサラダ。

写真ではその量が分りずらいが、ゆうに３人前はある。

手前は、大きなソーセージと左上がジャガイモ。

そしてその右が、甘ずっぱいドイツ名物の料理で、

ザワークラフトと言う酢漬けのキャベツ。

 

４人で食べて丁度良いくらいの量だ。

日本では大食いの私も、流石に半分以上残してしまった。

ギブアップしている我々を見て、先ほどのお姉さんが

テーブルに来た。

「フィニッシュ？」と聞くので「イエス」と答えて料理を

下げてもらった。

同時に、「あの料理の残りは、豚の餌にでもするのか」

と余計な事を詮索してしまった。

この店では、カラオケや音楽の演奏もする様だ。

しかし、残念ながら本日は、カラオケの日ではなかった。

私の向かい側に座る同行者は、嘗て新宿の歌声喫茶

「ともしび」からスカウトされたくらいの歌の名人だから、

ドイツのビアレストランに歌声を響かせる事が

出来なかったのは、さぞかし無念な事だったろう。

彼女は、この店で一番若いウエイターさんで、

我々のデジカメで写真を撮ったりしてくれた。

写真の左に私が座っているのだが、

鼻の下が長くなっているのでカットしてしまった。

タグ：ベルリン ドイツ ビアホール

コメント 2

ほんとにともしびからスカウトされたの？
初めて聞く話でした　驚き！
今からでも遅くはないのでは・・・
by 藤野 (2011-11-10 20:18) 

藤野さん、こんにちは。

スカウトの話は、２０年ほど前に、
本人から聞きました。

店で歌えなかった分、
夜中のホテルの部屋は、
彼のイビキの大音響でした。

台湾の旅の時、彼のイビキは
たいした事はないと思っていたのですが、
君のイビキの方が大きくて彼は眠れず、
自分本来のイビキをかけなかった事が
今回分りました。



by yamagtxp (2011-11-12 09:39)