被災地釜石(2日目) [雑感]
2日目の朝。
ベットに寝たまま天井を見あげると
三角窓から外が見える。
実はここは、海辺にある義兄のログハウスだ。
ここは、被災地釜石市街から、山の中のトンネルを抜けて、
100所帯ほどの地区を抜け、小さな部落を抜け、
更にその先の海辺の数十所帯の地区だ。
↑ 遥か海の先には島が見え、普段は1日数回、
東京から北海道に向かうフェリーが見える。
義兄は、3月11日の地震が起きた当日、
海面から高さ20メートルのこの場所で、
津波が来る様子をビデオ撮影していた。
しかし、高さ20メートルにもかかわらず、
津波はここにも押し寄せ、ログハウスの1Fに
浸水した。
その時撮影したビデオは、NHKの夜のニュースで放映され、
そのTVを見た教え子達が、沢山の支援物資を彼に送って
くれたと言う。
海岸に下りて行くと、砂浜に黒い車が仰向けになり
半分砂に埋もれていた。
この光景を見て、映画「猿の惑星」で自由の女神が
海岸の砂に埋もれていたシーンを思い出した。
しかし、この光景は現実に起きている事だ。
↑ 左上の家は残ったが、右手前にあった7~8軒の家は
流されてしまった。
↑ 左側は海で、高さ15メートルほどの崖になっている。
おそらく、黄緑色の案内板は、押し寄せた津波で倒され、
手前の水色の案内板は、引き波で倒されたものと思われる。
今は静かになった海辺から、遥か向こうに半島が見える。
あの時の大きな津波は、左から来て、右の釜石湾に向かって
押し寄せて行った。
yamagtxpaさん、大変ご無沙汰しています。
東北へ行かれたのですね。
無事戻られて何よりです。
いつも新聞やTVでみる光景がこちらのblogで見られるということは
yamagtxpさんがまさにその目でご覧になって来たからなんですよね。
当たり前のことですが、なんとも言えない気持ちです。
三角屋根のログハウスのおうちは覚えています。
まさかこんなことになるとは。
ここまで浸水したのですね。
NHKのニュースは私も見たかもしれません。
お見舞い申し上げます。
本当に早く落ち着いて、みなさんが健康で安心して
当たり前の日常を送ってくださるといいですね。
すーちゃんも痛ましかったですね。
私はみきちゃんが1番好きでした。
今回久しぶりにお姿拝見しましたが
やはり素敵なナイスミドルになっておられました。
ずっと仲良し3人だったと知って嬉しかったです。
エルビスのお話などもあって
yamagtxpさんは変わらずお元気でよかったです。
私も元気です!
近況をupします^^
by 虹子 (2011-05-12 21:53)
虹子さん大変ご無沙汰でした。
東北の被災をこの目で見てきましたが、
この間まであった家並みが全部なく
なっていました。
上の義兄は車で盛岡まで行った時、帰途
地震が来て町には入れず、自宅にも行け
なかったのです。
暫くして町に入ると、家がなくなっていましたが、
幸いにも、命と車は残りました。
by yamagtxp (2011-05-14 11:40)