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被災地釜石を行く [雑感]

5月2日から、3泊4日をかけて

東北の親族の見舞い出かけてきました。

 

車で10時間をかけて、雪をかぶった

岩手山の麓にある盛岡市内に到着。

盛岡に1泊して、翌日朝、

市内に住む姪夫婦と遠野に向かう。

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普段は平和でのどかな遠野の町なのだが、

ここにも「震災支援感謝」の垂れ幕がかかっている。

遠野の道の駅で、山形市内からのもう一人の

姪夫婦と午前8時に待ち合わせ。

彼らは朝4時に出発したと言う。 

 

駐車場を見回すと、パトカーが5台停車していた。

20人ほどの警官の背中には

「大阪府警」の文字が見える。

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釜石市内に入ると、それまでの景色とは一変してしまう。

自衛隊員には感謝、感謝だ。

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↑ 水色の陸橋は、釜石と宮古を結ぶ鉄道。 

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 奥まった、入り江の中にも波が押し寄せている。

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↑海辺の波消しブロックだろうか。

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↑ここにあった、海辺の町は跡形もなくなった。

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↑ 紙を丸めてくしゃくしゃにした様になった車

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津波発生の時、甥の友人は避難するため

車で高台に向かったが、道路は大渋滞していた。

 

しばらく後、

後方から大きな波が来るのを確認した彼は、

車をユーターンさせ、逆に波の来る方向に車を走らせ、

水を被りながら違う道に避難した。

 

その結果、

彼は助かり、

渋滞で動けなかった車の中の人は

助からなかったと言う。 

 

震災などで生死を分けるのは

「運だけだ!」と誰かが言った。

 


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コメント 3

yamagtxp

あんぱんちーさん

ナイスをありがとうございます。
by yamagtxp (2011-05-07 17:53) 

mokoママ

yamagtxpさん。。。

こうして生の画像を見せて頂くとつくづく
自然の恐ろしさを痛感させられると同時に
人間が否応なしに生死を決められてしまう
運命みたいなものをどうしても感じさせられて
しまいますね~。

私の友人もたまたまあの時間に外出していて
命拾いした人が何人も居ます。
もう二度とこんな悲惨な体験はしたくありません

こらからも長い支援が必要とされるでしょうが
私も自分が出来る何かの支援を続けて行こうと
思っているところです。

本当にお疲れ様でした。
by mokoママ (2011-05-08 14:36) 

yamagtxp

mokoママさん、
我々の親の時代は戦争と言う
人災がありました。

それと比較して、我々は平和な時代を
過ごしていました。
しかし、今回被災地を訪れて、
自然災害はいつでも発生する事を
痛感しました。
by yamagtxp (2011-05-08 15:52) 

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