万里の長城(北京の旅ーその3) [旅行]
故宮を見学した後、我々は高速道路に乗り
一路、「万里の長城」を目指します。
この「万里の長城」は、月から見る事が出来る
唯一の人の作った建築物と言われています。
車は北京市内から40分ほど走り、
この高速の出口で降りました。
雨の水滴が付いた窓から、長城の一部が見えて来ました。
道は長城の間を潜ります。
「1つの世界、1つの夢」と言う看板が・・・・。
雨が時々降るため、登り坂の角度がゆるい
「女坂」を登る事にし、一先ずあの砦まで歩く事にしました。
↑ 「長城の登口までは50メートル」
「接待室」もあります。「游人中心」とは何だろうか?
中国の漢字を使う日本人としては、字を見ただけで
それが何であるかの想像が出来てしまい便利です。
途中で振り返ると、反対側の「男坂」が見えます。
こちらの「女坂」でも、登る角度は70度もあります。
麓には沢山のバスが停まっています。
登っている人の大半が中国人で、
ほかにアラブ系やインド系の人も。
日本語も時々聞こえてきます。
5人連れの日本人の若い女性達は、
お互いピースを出して写真を撮り
あっていました。
「万里の長城」は、紀元前221年に秦の始皇帝が築きました。
長さは、東は鞍山市から蘭州市までの5000里もあります。
1里は4キロだから全長は2万キロとなるのか。
しかし、ウイキペディアによると8800キロとか。
時代により1里の距離が違うとか?
この長城を築いた目的は、主にモンゴルなどの異民族の
侵入を防ぐ為です。同時に、中国民族の居住地域を明確に
しました。建築には、囚人や軍隊をはじめ多くの貧しい人々が
徴用されたと言われています。
雲が長城の下にあります。
一番高い砦に登りましたが、更に長城は続きます。
ここでユーターンです。
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(おまけのひと言)
先週、
成田に下りた時に感じた暑さが
嘘のような
このところの涼しさ。
先日、
墓参りに行った時は大雨で、
取りあえず花だけを添えて
後日線香をあげに行った始末。
このまま静かな秋に
入って行って
欲しいものだ。
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