北京の旅(その2)-故宮 [旅行]
私が外国に旅行する際は、日々の予定はフリーにして、
その中にオプションとして、見学したい場所を組み込みます。
その理由は、「見たくもない免税店めぐり」を
少しでも避けることが出来るからです。
今回はオプションとして「故宮博物院」を訪れてみました。
↑ 後ろの「天安門」をくぐり、「故宮」内を一緒に見学したメンバー。
左の二人は町田からきた女性達で、多分伯母と姪でしょう。
また、右の二人は、綺麗な奥様と賢そうな旦那さんです。
天安門は、明の時代(1417年)に建設され、
皇帝の詔書が読み上げられた場所です。
中華人民共和国が成立した際は、この場所で、
毛沢東が共和国の成立の宣言をしました。
世界中から、見学者が、ぞろぞろやって来ていました。
中国語、ドイツ語、英語、スペイン語、アラブ地方の言語が聞こえ、
日本語はほんの少しだけ聞こえました。
中国語で、トイレはこのように書く様です。
故宮は1420年の明の時代に完成し、以降、1911年清が
滅亡するまで明代13人、清代10人が皇帝が君臨した皇宮
として利用されました。
70年ほど前に起きた日中戦争の際、故宮にあった沢山の宝物は
南京や上海など数箇所に秘蔵されました。
しかし、第二次大戦後、蒋介石が全体の25%を台湾に運び、
それらは現在、台湾の「故宮博物院」で展示されています。
この故宮は、かつての名は「紫禁城」と言われました。
現在は博物館として一般に公開されていますので
「故宮博物院」と言われます。
東西750メートル、南北960メートルもあります。
出口の神武門を抜けると、向こうに「景山公園」が見えます。
あの山は人工の山だそうです。
山の上から眺めると、おなじみの故宮の景色全体が
望めます。ここで雨がポツリ・ポツリと来きました。
写真がはっきりしていないのは、本日の天気が悪いからです。
後ろを振り向くと、こんな景色が見えます。
ここで小休止をして、次は「万里の頂上」に向かいます。
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(おまけの一言)
日本に帰国して数日経過しましたが、
「例の船の事件」は
まだ尾を引いているようですが、
早く沈静化して欲しいものです。
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