映画「キュリー夫人」 [映画]
「いつか見た映画」
前回、監督がマービン・ルロイ、出演がグリア・ガースンという
「心の旅路」を紹介しましたが、今回はこの2人の繋がりで
「キュリー夫人」を紹介します。
この映画は、1946年、日本が戦争に負けた直後、
アメリカ映画の輸入再開第1号作品として公開されています。
題名からは硬い映画のイメージを受けますが、
ウイットやユーモアに富んで、ほっとする部分もある作品で、
戦後第一号の輸入映画として選ばれたのもうなずけます。
「キュリー夫人」
監督 マーヴィン・ルロイ
出演者 グリア・ガースン
ウォルター・ピジョン
(あらすじ)
パリ・ソルボンヌ大学のペロー教授の講義を聴く学生の中に
マリー・スクロドウスカというポーランドの女学生がいました。
教授は彼女に鋼鉄の磁性を専攻するように勧め、
実験室として物理化学部の
ピエール・キューリーの実験室の使用を斡旋します。
教授は2人を紹介するため自宅に招いたのですが、
内気なピエールは相手が
女性であることを知って困りましたが、
しばらくするうち彼女の明敏な頭脳を尊敬するようになり・・・・。
(中略)
2人が実験室として与えられたのは見すぼらしい掘立小屋で、
彼らはこの小屋に立て篭って日夜実験に没頭して、
数ヵ月の後、ついにラジウムの分離に成功するのです。
かくしてキューリー夫妻は一躍世界に名を馳せることになります。
(↑△をクリックしてみてください)
現在、「くらげ」の研究で昨年アカデミー賞を受賞した
下村脩教授の話が日本経済新聞の「私の履歴書」に連載されています。
彼が実験をしていて「流し台に捨てた物が暗闇で光る物を目にし、
それが偶然新発見に繋がった」と記述した部分があります。
その欄を読んでいて、この「キュリー夫人」の映画の中で、
同じ様なシーンがある事を思い出しました。
「グリア・ガースン」というイギリス出身のこの女優は
日本に当てはめると「原節子」なのかも知れない。
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(おまけの一言)
熱帯夜のこの1週間
何とかクリアーしたが
数日間の雨の後
また暑い夜が始まる!
暑いのは
嫌いではないが
寄る年波!
昔の映画は良いですね。
女性が綺麗だし、音楽も素敵。
久しぶりに観たら、なにか観たくなってきました。
「キュリー夫人」は小学生のころ伝記を読んで憧れましたが
残念ながら理系のセンスは皆無です^^;
また何かご紹介くださいね^^
by 虹子 (2010-08-03 20:16)
理系を目指した私でしたが、
残念ながら
文科系に進学した私です。
しかし、今でも理系には興味があります。
これから色々と、今の若者が知らない
昔の良い映画を紹介して行きますよ。
なぜ紹介するかと言うと、残念ながら
最近のテレビや映画で印象に残る物が
少ないからなのです。
しかし、噂では
トイ・ストーリー3は涙ものとか?
by yamagtxp (2010-08-03 20:54)