昭和３５年のラジオ放送

昭和３５年のＮＨＫの

ラジオ番組表です。

「午前の部」です。

 

６	15　明るい茶の間◇体操
	40　けさも元気で　川久保潔
７	15　県民の時間
	35　あさの歌　アマリリス外
	45　朝の訪問　清家　清ほか
８	05　（スーザ行進曲集）キング
	コットン、士官候補生外
	30　（趣味）スポーツ古今
９	10　朝の口笛　轟夕起子ほか
	30　主婦日記『ワイシャツの
	選び方』　献立メモ
１０	05　（幼児）てんとう虫さん
	15　コロの物語　山田清ほか
	30　（家庭欄）保健所では････
１１	05　けさの話題　繁田健太郎
	15　本棚『ストマイつんぼ』
	35　おしゃべり選手　トニー
０	15　ひるのいこい
	30　放送小ばなし会　円歌、
	柳枝、並木一路ほか

 

朝６時４０分からの「今朝も元気で」の

川久保潔さんは独特の声の持ち主です。

最近、民法ラジオで川久保さんの元気な声を

偶然聞き事が出来ました。

かなりご高齢のはずですが、相変わらずの元気なお声で、

何となくうれしくなりました。

 

９時１０分からの、「朝の口笛」の轟夕起子さんは、

鼻が大きい太った愛嬌のあるおばさんで、

最近見た映画の中で、若い頃の石原裕次郎の

お母さん役を演じていました。

 

１０時１５分からの「コロの物語」の犬のコロを演じた

小柳徹さんは天才子役でした。

このブログを書く為に彼の名前を検索した際、

残念な事に、彼が２０歳の時に、

交通事故で亡くなっていた事を知りました。

 

０時１５分からの「ひるのいこい」は現在も続いている

長寿番組です。

私は、この主題曲が好きで、

聞いた途端に子供に戻る事が出来ます。

「茨城県○○郡○○通信員からのお便りです」

と言う声と、そのバックに流れる音楽が

すぐに自分を子供に戻します。

 

「午後の部」です。

１	05　（婦人）①合唱”スペイ
	ンの歌”②録音と座談会
	『十代の子供』③独唱ほか
２	05　午後の演芸会　浪花節
	『春雨草紙』東家菊燕
	45　　女性教室　子供服
３	10　お茶のひととき①連続童
	話『虫の好きなお姫様』
	②科学問答『こうもり』
４	15　（健康）最近の話題から
	35　『中小企業の資産再評価』
５	15　歌謡『たらつぽの芽』
	30　相馬ヶ原事件と行政協定
	45　海の涯に　姫田慶子ほか
６	00　子供の時間『山彦ラッパ』
	石浜祐次郎、吉田正文
	25　スポーツ便り
	30　一丁目一番地　武田国久
７	15　録音ニュース
	30　三つの歌　司会宮田アナ
	（岡山県新見市思誠小学
	校にて）
８	00　『お父さんはお人好し』
	アチャコ、浪花千栄子外
	30　私は誰でしょう　司会・
	新藤アナ
９	05　ニュース解説村田為五郎
	15　『緑の風』宮城まり子ほか
	30　民謡をたずねて『あんこ
	節、三原節、御縁節』外
１０	15　街頭録音『競馬界にのぞ
	む』ゲスト　藤原正治
	45　風流歌草紙『柳はみどり』
１１	10　ハワイアンミュージック
	『ノホパイパイ』ほか
	40　夢のハーモニー（福岡別）

５時３０分からの「相馬ヶ原事件」を調べますと、

米軍の練習場内に、銃の薬きょうを拾いに入った主婦が、

若い米兵に射殺されたと言う事件のようです。

日本が貧しかった頃の事件です。

 

６時３０分からの「一丁目一番地」。

この主題歌は流行ました。私も口ずさみました。

「三つの歌」、「私は誰でしょう」と懐かしい番組が

続きます。

 

８時から放送の『お父さんはお人好し』を

聞きながら,私は不思議な経験をしています。

以下が嘗て私のＨＰで書き込んだ内容です。 

 

 

かつて、NHK大阪放送局で、

花菱アチャコと浪速千恵子の「お父さんはお人好し」と

いうラジオ番組があり、

私は子供の頃、その番組を楽しみに聞いていました。

 

ある日、その番組を放送している最中に、

ふと外に出た私は、

隣の家のラジオからも同じ番組の放送が

聞こえて来るのに気づきました。

しかも、放送内容が私の家のラジオよりも

１０秒ほど早いのです。

これは何度も隣と我が家を行き来して確認しました。

まず隣で放送を聴き、

自宅に帰り、「今からこういう内容を放送するから」と

親に言うと、確かにその通りに放送されるのです。

この現象は今でも不思議に感じており、

おそらく電波がどこかで反射して、

このような現象になったのでしょうけれど、

今だに腑におちません。

この現象を解明できる方はお知らせ下さい。

 

 

 

朝ラジと寝不足

以前は、早朝、一度目が覚めても、すぐ寝る事が出来きました。

 

しかし、最近は、朝５時に目が覚めると、

そのまま起床時間の６時３０分まで目を開けたままです。

 

その理由は、

朝５時からのニッポン放送のラジオを

聞いているためで、寝不足の日が続いています。

 

この放送は、「DJが森卓だから面白くない」と思い込み、

しばらくは聞きませんでした。

 

しかし、この「森永卓郎と垣花正」のラジオ放送には、

相方の垣花正の会話の面白さと、

女性アナウンサーの那須さんの

落ちついた声の魅力があり、

ついに、毎朝聞くようになってしまいました。

 

朝５時半頃から、那須さんの紹介で音楽が流れます。

曲の内容は、唱歌あり、演歌あり、クラシックありです。

 

先日は、ブーニンのピアノで「別れの曲」が流れました。

ブーニンの弾くピアノの「間の取り方」がすばらしく良く、

このCDを買おうと言う気にさせました。

朝からクラシックも良いものです。

 

また、先日流れた曲は、若原一郎の「おーい、中村君」でした。

改めて歌の内容を聞いてみると、

「今までいつも飲みに付き合っていたのに、

結婚した途端に付き合いが悪くなった中村君よ、

たまには付き合えよ～」と言う内容で、

なるほど納得の歌詞でした。

 

物事を考えたり、勉強したり、音楽を聴くには、

朝方の、「身も心も、澄んでいる時間帯」が

よろしいようで！