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2人のクラスメートとの出会い [友人]

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 こう書くと年寄り臭くて嫌なのだが・・・、
私は、2ヶ月に一度病院に行き、
血圧を下げる薬を貰いに行っている。

自分としては
何も認識していないのだが、
年に1回の人間ドックで、
「貴方は血圧が高いですよ!」と
指摘されてしまうので、
仕方なく近くの病院に行っている。
(これは案外防衛上正解かもしれない!)。

それで、
本日近くの病院に出かけた。

診察室の前のソファで待っていると、
「○○○子さん~」とアナウンスが
あった。

何処かで聞いた事のある名前。
後姿を見ると、小学校の同級生であった。

何でも、
旦那のお付き合いで山梨の山に登り
手を挫いたのだそうだ。

彼女とは、
病院の会計と薬局で待つ間
久しぶりの会話をして分かれた。


その後、
病院を後にして、
沼沿いにあるお店で買い物をして
我が家方面に歩いて行くと、
向こうから自転車に乗った女性が
やって来た。

すると、
「yamagtxpさん!」と
親しげに私に声を掛けてくるではないか。

見ると、
彼女も先ほど病院で会った女性と
同じく、
小学校の時のクラスメートだった。

同じ日に、
同じ小学校のクラスメートに
会うとは奇遇な事だ。

彼女とは、
昨年のお祭りの日に会って以来だが、
その時彼女は娘さんと一緒にいた。

お神輿は担ぐは、
丼でお酒を一気飲みをするはの
彼女の娘の元気さには
些かびっくりさせられたものだ。


子の神の道を彼女と歩いていると、
脇道に車が停車していた。

彼女が声を掛けると
旦那が顔を出したので、
初対面の挨拶をした。

その後、
暫く歩いてから彼女達とは分れたのだが、
帰宅後、
旦那とは初対面ではない事を思い出だした。


・・・・
それは30年ほど前の事。

私は仕事先から電車で帰宅したのだが
生憎外は雨が降り出していた。
その時、私は傘を持っていなかったのだ。

改札を出ると、
そこに本日出会った同級生の女性が
傘を2本手にして佇んでいた。

今の様に、
駅前のコンビニで傘を売っている時代ではない。
どうやら旦那を迎えに来たらしい。

私は彼女に傘を貸してもらい、
駅前から少し離れたお店で傘を買い、
改札口に戻った。

するとそこに
彼女と旦那らしき人が佇んでいた。

お礼を言いながら彼女に傘を返したのだが、
その隣にいる旦那を見ると
嫉妬の目が私を見つめていた。

どうやら年下の旦那らしい。

この時、

生まれて初めて「男の嫉妬の目」と言うものを見た。

先ほど久しぶりに会った時、
旦那の面影から若さが消えて
中年の顔となっていたので
その事を思い出せなかったのだ。


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コメント 2

虹子

この中年になった旦那さんは
今も嫉妬の目になるのでしょうかね。

琴線に触れた人として
私も紹介されているのかと早とちりして
yamagtxpさんのblogを読みまくってしまい
朝の掃除ができなくなりました!

でもやっぱり面白かったです。
ミッジさんとか、新聞社君とか
自分も知っているような気がしてきます。
友人シリーズはエッセイ本になると思います。

でも琴線シリーズは
今消息がわからない方が心にじんときますね。
私は消えきれないので、なんだか間が抜けてます^^
by 虹子 (2013-06-14 09:12) 

yamagtxp

虹子さん今日は。

30年も前の事で、
お互い顔も忘れております。

琴線と言う言葉を若い頃には
知りませんでしたが、
通信が発達した現在は
どんなに離れていても
メールで会話が出来るから良いですね。

紛らわしい書き方でごめんなさい。
捜すのに疲れたでしょう。
by yamagtxp (2013-06-14 10:00) 

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