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町のお祭り(その1) [季節]

 

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15日は大人のお神輿が出る日。

近所に住んでいた、

小学校時代のいたずら坊主が大人になり、

「息子を連れて神輿を担ぎにくる」という

連絡を受けたのは今から2か月前。

 

お神輿を担ぐ人達を渡御人と言い、

担ぐ時は、必ず白丁と言う真っ白な服を

着なければならない。

最近は、

お神輿を担ぐ事を趣味にしている若者達が多く

ネットでお祭り日を探すためか、参加者が多く、

白丁を手に入れたのは、お祭り日の数日前だった。

 

当日、我々役員が八坂神社に集合したのは午前7時。

ひと仕事して帰宅し、友人と息子を自宅で着替えさせ

再び八坂神社に向かう。

 

途中、やはり白丁を着たひとつ歳下の後輩と出会う。

友人とこの後輩は、

子供頃に殴り合いの喧嘩をしたはずだが、

2人とも覚えていない様子なので、

息子にその模様を聞かせてやった。

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県会議員、市長などの挨拶が終わり、

そろそろ出発時刻が迫る。

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午前10時、大人のお神輿が八坂神社を出発。

出発するのを「宮出」と言い、

神社に戻るのを「宮入」と言う。

この「宮入」をする際、気分が異常に盛り上がり

担ぎ手を止められない気持ちも分る気がする。

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我々はこの山車(だし)を引いて回る。

楽そうに見えるが、坂道を上るのは大変だ。

 

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右の二人と歓談していたら、左の2人から声を掛けられた。

中2人はいずれも私の小学校のクラスメートで

外の2人はその子供達だ。

左の娘は、宝塚の方が似合いそうな気がしたが、

それは私の勘違いである事が後で分った。

 

この後、

お神輿の休憩時間にイベントがあった。

丼を肩に乗せ、

愛嬌のある歩き方で10メートルほど歩く。

そして、一升瓶を持っている男に近づき、

ナミナミとお酒をついでもらってそれを飲み干す。

そして、また元の場所に踊りながら帰って行く。

男の連中がこれをやっているのを見ていたのだが、

やがて先ほどのクラスメートの娘がこれをやりだした。

愛嬌のある歩き方で歩き、

丼のお酒をいっきに飲んでしまった。

 

この娘の母親は、

子供の頃から常に控えめな人だった。

先ほど、

「娘はこんな事ばかりして、嫁にも行きません!」と

愚痴をこぼしていた彼女の気持ちが良く分かった

気がする。

 

また、

もう一人の友人が

息子にお神輿を担がせている目的は

「婚活」にあった。

 

年頃の子供を持つ親もつらいよ!

 

 

 


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