「湯殿山神社への参拝」・・・東北の旅ーその3 [旅行]
さて、「可愛そうなタヌキ」をやり過ごして我々は
一路「月山」方面へ向かいます。
「月山スキー場」といえば、
遅い時期までスキーを楽しめる事で有名です。
しかし、ここでスキーが出来るのは、
春から夏にかけての
4月から7月です。
さて「何故、冬場はスキーが出来ないのでしょうか?」
・・・答えは最後に書いておきます。
途中の休憩所です。
向こうに半分雲に隠れた「月山」が望めます。
ここで後輩くんが
「ここに駐車している車が全て県外だ!」と
満足しておりました。
見ると山形ナンバーの車はありません。
ここで天候の話です。
今朝方は、一時青空は見えましたが、
その後はやはり曇り空です。
しかし、車が「月山第一トンネル」を抜けると
そこには、驚くほど雲ひとつない
青空の別世界がありました。
(ちなみに、帰りに逆のコースをたどった時、
「青空の世界」から一転して
「曇天の世界」に戻りました。)
我々は、高い山を境に、
天候が一変する様子を
まさに、ここで実感出来ました。
車窓から見える景色は全て紅葉です
そして、ここに着きました。↓
「赤い鳥居」と雲に隠れた「湯殿山」です。
バスで5分ほど登った先に「湯殿山」神社はあります。
しかし、
ここから先は「神の領域」のため撮影は出来ません。
参拝するには、靴を脱ぎ、
素足で冷たい岩盤を歩いていかなければなりません。
沢山の老若男女、そして子供の姿も見えます。
暫らく行くと、薄茶色の小山があります。
そこから、湯気が昇り、熱いお湯が流れています。
そこで全員がお祓(はら)いを受け、
その小山の上に登ります。
そして、最後は「足湯」で足を暖かくして帰途につきます。
帰りは「月山湖」を望みながら、
山形名物のお蕎麦を頂きました。
こんな辺鄙(へんぴ)な
一軒家のお蕎麦やにも拘わらず満員です。
このお蕎麦は「板そば」と言います。↓
打ったお蕎麦を板に並べ、ご近所におすそ分けするので
「板そば」と言うとか。
壁にはクマの毛皮が。↑
こちらでは、タヌキやクマの出現は、
当たり前の出来事の様です。
今回は、そんな山形の旅をしてきました。
そして、我々が
一路東京を目指して
赤湯を出発したのが午後3時半です。
福島インターから東北道に入りましたが、
案の定、日光で紅葉を見学した人達のせいか、
大渋滞の様相。
結果、行きも帰りも「常磐道」を利用して
帰宅につきました。
お陰様で、
今回は珍しく「渋滞」と言う言葉には
縁のない旅をする事が出来ました。
・・・・・・・・・・・・・・・・
(おまけのひと言)
今回の「湯殿山」における、
あの霊験あらたかな雰囲気は
初めての経験でした。
お土産に
「霊峰三山」のお札を買い、
自宅の壁に掲げました。
因みに「霊峰三山」とは、
出羽地方の山岳信仰の
対象となっている
羽黒山、月山、
そして湯殿山を言います。
「月山スキー場」の答えです。
月山は、冬は余りにも雪の量が多くて、
スキー場に入れず、
一般のスキー場と少し季節がずれて
「春から夏にスキーを楽しめる」
スキー場なのだそうです。
ほりけんさん、
いつもナイスをありがとうございます。
今度そちらにもおじゃましますね。
by yamagtxp (2009-11-02 21:29)
こんばんは!
旅の素敵な紅葉風景と、楽しい思い出の写真・・・堪能させて頂きました。
山形はお天気が良かったみたいでラッキーでしたね!
やはり車での旅は行きたい場所への移動が可能ですから
良いですよね~。
こちらもここ二、三日で急に寒くなり、暖房が要る様になりましたが
あちこちの山々の木々はこの寒さでますます綺麗に色づく事でしょうね?
近くでもそろそろ綺麗な紅葉が観れるかもしれません。
by mokoママ (2009-11-03 22:37)
山形へ出かけて10日が経ちましたが、
出かけるのが1週間後でしたら、さぞ
寒い思いをしていたでしょうね。
天候にも恵まれました。
車は移動は楽ですが、維持費が大変です。
電車は居眠りしていても目的地に着きますが
料金が高い。適材適所に利用しましょう。
by yamagtxp (2009-11-04 21:47)
yamagtxpさん、こんばんは。
一気に旅日記を読ませて頂きました。
会津には夏前に長男が学校で行きました。
「鶴ヶ城」にも行ったと話してくれました。
トレーラーハウスとは、ずいぶん素敵な若者風なところに
お泊りになったのですね~。寝心地はどうでしたか?
お友達のスナックでの歌声喫茶も、いいですね~。
こういうのを「幸せ」っていうのじゃないでしょうか。
月山が冬場は入れないほど雪が深いとは知りませんでした。
たくさんの紅葉を拝ませて頂いて、ありがとうございます!
by 虹子 (2009-11-09 21:10)
虹子さんナイスをありがとう。
トレーラーハウスに「昔の若者」が
宿泊してはいけないのですか???
1階は分厚いマットのベットが2つ。
2階は、天井が低い部屋でした。
当日は、後輩くんの物凄いイビキで、
「眠れない夜~♪」を過ごしました。
スナックを「歌声喫茶」にしてしまった時、
後輩君のリクエストで、私の作った歌を
2曲、皆で歌ってしまいました。
久しぶりでも、覚えているものですね。
by yamagtxp (2009-11-10 21:43)