湯河原への旅(もうひとつの2・26事件) [歴史]
さて、
湯河原の万葉公園を散策した我々一行は、
バス停に向かったが、
その途中で、こんな説明書が目に入った。
この説明書の内容は、湯河原町のHPによると
「2・26事件と湯河原」として以下の説明があった。
1936年(昭和11年)2月26日珍しい大雪の早朝、
国家改造(昭和維新)を目指す陸軍の一部青年将校らは
1400人余の部下将兵を率いて、首都の中心部を占拠し、
軍・政府高官の官邸、私邸を襲うという、
日本近代史上未曾有のクーデター未遂事件 2・26事件
を起こした。
この事件で、東京以外の唯一の現場となったのが、
ここ湯河原の 光風荘 である。
老舗旅館伊藤屋の元別館 光風荘 には、前内大臣の
牧野伸顕伯爵が静養のため家族、
使用人とともに滞在していた。
見た目は普通の家なのだが、この家
で歴史が展開していた。
牧野 伸顕 伯爵(まきの のぶあき)
明治の元勲大久保利通の次男として1861年(文久元年)。
吉田茂元首相は、長女牧野雪子の婿。吉田の長女和子は、
祖父伸顕とともに事件に遭遇した。
吉田(麻生) 和子
牧野伸顕、峰子夫妻の孫。2・26事件当時20歳。
父は吉田茂元首相。のちに麻生太賀吉に嫁ぐ。
麻生太郎元首相の母。
と言う訳で、史跡「二・二六事件 光風荘」の横に
この人の名前があった。
この人、「自民党の安倍を党首に担ぎ出したのは俺だ!」と
今後またまたしゃしゃり出てきそう!
tochiさん、
栃木も寒くなってきたでしょうね。
ナイスをありがとうございます。
by yamagtxp (2012-11-15 18:47)