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やーちゃん!(琴線に触れた友人達ーその2) [琴線に触れた友人達]

さて、
みっちゃん(5月20日記載)と別れて隣町に越した私は、
その後、近くの第一小学校に入学した。

実家の本棚に、
左右に桜の花が咲いている校舎をバックに、
1年生の時の入学式の写真がある。

その写真の中で、
私の横に並んでいるのが「やーちゃん」だ。

彼との付き合いは、小学1年生から
成人後、彼が横浜に越すまで続く。


当時、小学校のお昼休みの時間は、
クラシックの音楽が流されていた。

流された数々の音楽の中で、
私のお気に入りは
サンサーンスの「白鳥」。

 

成人してから、
私が生まれて初めて買ったCDは、
このチェロ演奏の「白鳥」だった。


我々が成人した頃、
何処か場所は忘れたが、
やーちゃん達と一緒にいる時、
店内に「白鳥」が流れていた時があった。

すると彼が、
「この音楽を聴くと、小学校の弁当の時間を
思い出すんだよ!」と呟いた。

私も「同感だ!」と
同意の意思表示をしようとした瞬間、
隣にいたNくんが否定をしてしまったので、
私はそれ以上何も言えなくなってしまった。
 

彼の趣味は音楽で、
二十歳前後の頃、
大きめのウクレレを買い込んだ。

そして、
そのウクレレでロシヤ民謡の
「エレベ川」を歌ってくれた。

この歌も、
私のお気に入りの一つになった。

 私達は彼の事を名前で呼ぶが、

クラス会があると彼は

女性陣から「やーちゃん」と

親しげに呼ばれている。 

 

今では、

年1回の年賀状での付き合いだけとなったが、

先日の年賀状には

「また、ウクレレを始めました」と

添え書きがあった。

 


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