月と地球の距離 [歴史]
先ほどディスカバリーチャンネルの
「地球46億年の大移動(1)」で
面白い話を沢山放送していました。
現在の地球と月の距離は38万5千キロです。
しかし、46億年前、月は地球の目の前にあり、
その距離は、現在の10分の1の、
僅か3万8千キロでした。
東京からブラジルのリオデジャネイロの距離が
1万8590キロですが、その倍でしかありません。
しかし、その近さが幸いして
月の引力が地球に沢山の影響を与え、
延いてはそれが人類誕生の奇跡へと
繋がったようです。
上の写真は、今まで何度も見ている米国アポロが
月面に着陸した時の写真です。
初めて月面に人類が1歩を印したその時
私は、秋葉原の電気街にいて、
沢山のテレビ画面がその模様を
伝えていたのを記憶しています。
私は、米国の国旗が立てられた事や
人類の初めての足跡にばかり気に取られ、
この写真の物体が何物であるかに
意識が行っていませんでした。
しかし、
先ほどのディスカバリーチャンネルの
「地球46億年の大移動(1)」の放送で
あの四角い物体は
地球に向けた反射板である事が分かりました。
米国のアポロ計画は、とっくに終了してしまったと
我々日本人も思っていましたし、
米国人自身もそう思っているのですが、
まだまだ終わっていない様子です。
事実、米国のアポロ計画の
最後の任務を果たすため
毎夜、山に上り、
月にある反射板にレーザー光線を
発射している人達がいました。
何の為に、
毎日そんな事をしているのかと言うと、
それは、地球と月の距離を
毎日観測しているのです。
その観測によると、
月は毎年地球から3センチ
遠ざかっていると言う事です。
この米国の壮大な観測に
敬意を払いたいものです。
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